脳のCHAOSを考察する。

発達症併発(自閉スペクトラム・ADHD・LD)、共感覚を持つ私の見ているもの

どこに行っても迷子。

 道を覚えるより、建物の内部の構造を覚えるのが苦手です。あ、もちろん道を覚えるのもすごく苦手です。

 

 これは本当にどうしようもなく、学校での教室移動が苦痛でしょうがなかったです。同じ中学校にずっと通っているというのに「美術室がどこかわからなくて迷子になって授業に間に合いませんでした」と3年生の時に先生に言い出すことは勇気がいりました。まぁまず信じてもらえません。

 

 普段は皆がゾロゾロと移動する時になんとなく紛れてついて行けばいいのですが、トイレに行きたくて遅れを取った時や先生に呼び止められたりしてクラスの皆の姿が見えなくなった時には、「もうだめだ」と目の前が真っ暗になっていました。

 

 

自分の家の中がどうなっているのか、部屋の配置がわからなくて迷子になる悪夢にうなされる

 

 まさかの本当の話です。子供の頃住んでいた家ボロボロで今にも崩れそうな日本家屋でしたが無駄に広く、いつまで経っても「どこからどう行ったらあの部屋に行けるのだろう?」と考えながら移動していました。

 離れの部屋や屋根裏の位置なんて、どこからどう辿り着いたのか今思い出してもよくわかりません。間取り図なんて絶対描けません。

 

 一旦家の外に出て庭から室内に通じる窓を見ると、そこがどこの部屋かわかりません。内部に見える家具などで「あ、ピアノのあるあのお部屋だ」とわかっても、「えっ、なんでここにピアノのお部屋が??」と訳が分からなくなりました。

 

 

 祖母の家は決して大きくなかったのですが、部屋と部屋の間のふすまを開けるとグルっと一周回れる行き止まりのない家でした。私は祖母の家に行くとずっとぐるぐると部屋、次の部屋、台所、また最初の部屋、次の部屋、とまわりながら毎回毎回奇妙に感じ、飽きることがありませんでした。

 一年に一度や二度行くというような遠方の祖母宅ではないのです。一週間に一度は必ずおつかいに行かされる、超近所にあった祖母の家です。でもずっとその構造を覚えることなく不思議だ不思議だとぐるぐる部屋をまわっていたのです。

 

 

 今、さりさんの家に来て一年になります。とても大きなおうちの中の一部屋だけで全てを済ませているので迷うことはありませんが、たくさん洋服を置いてある部屋に何か取りに行ったり、さりさんの元書斎に用事で行ったりすることがあると、

「あれ?なぜここにドアが??このドアは前はこんなところに無かったはず。」

と驚くことが何度もあります。

 

 

右・左がちゃんと感じられないのが原因かもしれない

 意識せずに左右が把握できればいいのかもしれないけど、方法がわかりません。

 

 

距離感が全く掴めないのも原因な気がする

 思ってもみないところにドアが出現したり壁にぶつかったりするのは、距離感を経験で積み上げられないからだと思います。

 「体の記憶力」なるものが非常に弱いのだと思います。

 

 

 

 

 これは本当に不便なので、なんとかしたいです。