脳のCHAOSを考察する。

発達症併発(自閉スペクトラム・ADHD・LD)、共感覚を持つ私の見ているもの

感覚過敏について。

 感覚過敏は日常生活の中で非常に厄介なものですが、人がどのような感覚世界で生きているのか体験出来ないため、自分が感覚過敏なのだと気付くのは難しいです。

 みんな不快な感触や不快な音があるのに自分だけ耐えられなくて、すごく忍耐力のないワガママな人間なのだと自己嫌悪に陥ったりしていました。

 

 発達障害の人に感覚過敏がしばしば見られる、と聞いて初めて、これはそうだったのかと驚き、他の人の言う「不快」とは違うものなのだと知って少し安心しました。

 その点で安心しても生活するうえでの不安は変わらないのですが。

 

 

 聴覚過敏については前にこんな感じで書きました。↓↓↓

misa4.hatenadiary.jp

 

 今回は触覚過敏についてです。

 

肌を伝う水

 私は子供の頃から水が肌を伝う感触が大嫌いで、寒気と痒みに襲われ、必死で拭うのをやめられませんでした。

 今、やっぱりその感触は嫌いですが顔以外ならなんとか耐えられます。顔を流れる汗などは、「ぎゃああああぁぁ」と叫ばんばかりにガシガシ拭います。お風呂でも、少しの水滴が顔に流れ落ちてきたら手でいつまでもしつこく拭っています。

 化粧水は、かなりとろみのあるタイプでないと注意していても顔につけた途端流れることがあるので、選ぶ時に成分より粘度に着目します。流れるシャバシャバタイプの物だと、肌に伝う感触が不快で「かゆい!これ肌に合わない!」と勘違いしてしまうこともあります。

 

 

服に縫い付けられている化繊のタグ

 服のタグが苦手なのは、大人になって少し落ち着きました。今では着いたまま着用していることが普通になっていますが、子供の頃は自分でタグを取っていました。親に言うと「気にしすぎ」「ワガママ」とか言われるし、取ってくれてもチョンとハサミで切るだけで、残ったところが余計チクチクするので、自分でなんとか糸を抜いて丁寧に除去していました(不器用なため服の襟元には大抵私の指から出た血の跡がついていました)。

 

 

アイスを買うと無料で貰える木のスプーン

 大人になった今でも、あのスプーンが怖いです。コンビニでアイスを買って、欲しいと言ってないのに店員さんが勝手にあれを袋に入れてくれた場合、袋を持つ手が震えます。家に帰ってアイスを冷凍庫に移したら、あれに触れないように袋ごとゴミ箱にすぐポイします。

 あれが口に触れることを想像しただけで寝込むことが出来ます。あれしかスプーンがないのなら、アイスを食べるのを諦めます。あ、フタをスプーンにして食べるという選択肢があるな。

 

 

 

幼い頃は人に触られる感触も嫌でたまらなかった

 

 子供の頃は異常なくすぐったがりで、抱っこされるのも感触が嫌いですごく不機嫌になっていたし、自分から触るのはいいけれど人に触られることはめちゃくちゃ拒否していました。父が私の幼児の時のエピソードとして、「人が頭を撫でようとしたら、真剣白羽どりのように寸前で手を受けて止め、鋭い目で睨んでいた」と話していました。

 動きが緩慢で鈍い私がそんな俊敏で鋭い対応をしたということは、かなり触られる感触が嫌だったのだと思います。

 

 

 

 

どうやってでもそれから逃げたい、どうしてもそれから逃げられなければパニックになる、泣いてしまう、それくらい不快な感触や音があるなら感覚過敏かも・・・

 

 他にも細かく言うと色々あり、子供の時なんかは世の中に不快な感触の物が多くてすごくしんどかったのですが、今はずいぶんマシになっています。マシになった理由はわかりません。

 

 

 

 

 接触過敏や聴覚過敏のことを書くと、常に何かを「イヤイヤ」言って拒否しているようですが、感覚過敏と同時に、感覚鈍麻というものも持ち合わせています。やたらと痛みに対する耐性が高かったり暑さ寒さに無頓着だったりして、人が拒否するようなものを普通の顔をして受け入れたりします。

 そしてそれもまた、私だけではなく発達障害を持つ人にありがちなのだそうです。

 

 感覚鈍麻についても、また書こうと思います。